クラウドバックアップソリューション
AWSのストレージサービス「S3(*1)」及び「Glacer(*2)」を使った
バックアップソリューションです。
※1)AWSの代表的なクラウドストレージサービスです。
※2)S3より安価なデータアーカイブサービスです。リストアに4-5時間かかります。
メリット1
テープ交換作業、リストア時にDC内での作業が発生しません。
メリット2
容量の制限なく増減ができるため、増設等の追加作業が発生しません。
メリット3
複数拠点に自動的に複製されるため、災害時のBCP強化になります。
構成イメージ
S3を使ったバックアップ構成 構成図
  1. S3専用ツールを用いることで、Windows Serverに対してドライブとしてマウントし自動的にデータを同期いたします。
  2. 専用ツールをバックグラウンドで常時起動する方式のため、大容量のデータのアップロード中に回線が遮断された場合でも、遮断された時点からアップロードを続行することが可能です。
  3. データセンターからAWS上への通信はSSLで行い、またIPによるアクセス制限を掛けることでセキュリティレベルを向上いたします。
S3とGlacierを組み合わせたバックアップ構成 構成図
  1. 作成から特定の日数の経過、あるいは特定の日付になった場合、AmazonS3からGlacierへ自動でデータを送り、設定した世代分のデータを保持、というルールをAmazonS3で設定できます。
  2. データの破棄も同じようにルールを設定できます。
  3. Glacierは料金が安価であるため、世代管理を低コストで実現できます。
クラウドとオンプレミスの比較
 オンプレミスAWS
運用負荷 バックアップデータを自動で他拠点のDCに送れる。 バックアップの自動化を設定できる。
拡張性 ×将来の増量分も見込んで準備しておく必要がある。 必要なときに必要な分だけ、容量の増減ができる。
堅牢性 ×ハードディスクが故障した際のリスクがある。 高い堅牢性を持つS3を利用してデータを保持できる。
DR対策 ×DCや回線が使えなくなってしまった場合には復旧に時間がかかる。 仮想上にデータがあるため、すぐに復旧できる。
世代管理 保持する世代分の容量が必要。 Glacierとの連携により、安価に世代管理ができる。

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